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白い巨塔』の遺書の比較。

原作では、、主人公の財前教授の死後、
「上告理由書」と大河内教授への遺書が見つかります。

このエソードは韓国版だけが原作に忠実で、
日本版はドラマのオリジナルに変えられています。

では遺書の内容はどうでしょう。

まずは病理学科教授オ・ギョンファンに宛てられた
チャン科長(チャン・ジュンヒョク)の遺書を紹介します。

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手紙でしかお伝え出来ない事をご理解ください。

わずか一ヶ月で腹腔全体に腫瘍が広がった病状は、
一般的なケースと大きく違い、進行が早い特別なケースです。
この進行なら、一ヵ月後に私この世に存在しないでしょう。

そこで私の死後、献体することに決めました。
私の体が胆管ガン治療と医学の発展に役立つことを願います。
これが医学者としての最後の務めと思っています。

またチェ先生が研究する抗ガン剤テストや腫瘍遺伝学
分子生物学などの研究にも役立ててください。

医者としての誇りが尽きる前に、
医学の基礎である解剖へ身を捧げる決断を、
医学が発展するための糧となるようお役立てください。

 弟子 チャン・ジュンヒョク



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次は、原作とは唐沢寿明が演じた日本版で、
里見脩二に宛てた財前五郎の遺書を紹介。

-----

里見

この手紙をもって、僕の医師としての最後の仕事とする。

まず、僕の病態を解明するために、
大河内教授に病理解剖をお願いしたい。

以下に、癌治療についての愚見を述べる。
癌の根治を考える際、
第一選択はあくまで手術であるという考えは今も変わらない。

しかしながら、
現実には僕自身の場合がそうであるように、
発見した時点で転移や播種をきたした進行症例がしばしば見受けられる。

その場合には、抗癌剤を含む全身治療が必要となるが、
残念ながら、未だ満足のいく成果には至っていない。

これからの癌治療の飛躍は、手術以外の治療法の発展にかかっている。
僕は、君がその一翼を担える数少ない医師であると信じている。

能力を持った者には、それを正しく行使する責務がある。
君には癌治療の発展に挑んでもらいたい。
遠くない未来に、癌による死が、この世からなくなることを信じている。

ひいては、僕の屍を病理解剖の後、
君の研究材料の一石として役立てて欲しい。

「屍は生ける師なり。」

なお、自ら癌治療の第一線にある者が早期発見できず、
手術不能の癌で死すことを、 心より恥じる。

財前五郎



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最後に、田宮二郎が演じた日本版唐沢版同様に
里見脩二に宛てた財前五郎の遺書を紹介。

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君の忠告に耳を貸さず、
俗事に捉われて自身の内臓を侵している癌に気付かず、
早期発見を逸し、 手術不能の癌で死ぬ事を
癌治療の第一線にある者として今深く恥じている。

それ以上に、
医学者としての道を踏み外していた事が恥ずかしくてならない。

しかし、 君という友人のお陰で、
死に臨んでこうした反省が出来た事はせめてもの喜びだ。

あの美しい薔薇は病状を慰めてくれた。
母を、母を宜しく頼むと伝えてください。

僕の遺体は大河内先生に解剖をお願いして下さい。
後進の教材として遺体を役立てていただく事が、
医師の道を踏み間違えていた僕の、
教授 として出来る唯一つの事です。

君の友情を改めて感謝します。




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関連記事、韓国ドラマ【白い巨塔】はこちら
『白い巨塔』日本版と韓国版の比較】はこちらをどぉーぞ。 3つの遺書を比較すると、結局言いたい事は同じなのだが、
宛てた相手や、言い回しが違う事で、そのドラマのテーマや
主役のキャラクターの違いが分かるような気がする。

韓国版財前教授チャン科長は野望に燃えていたとはいえ、
比較するとキャラ自体、少し優しい印象でした。

原作通り「上告理由書」と大河内教授に当たる
病理学科教授オ・ギョンファンへ遺書が書かれていますが、
上告を希望しているには遺書の内容を読むと、
反省し過ぎている感じ。

どうやら内容は日本版唐沢版)の方が原作に近いとか…
(原作を読んでいないので未確認。)

お国柄、儒教の精神かキリスト教の教えの影響か
は定かではないが、、改心や反省といった印象の
韓国版チャン・ジュンヒョクの遺書でした。


それに比べ日本版の唐沢が演じた財前教授のキャラは
比較すると、もっと強く冷たい印象でした。

遺書は唯一、本心を語る相手に選んだのであろう
里見に宛てたもので、その点で、友情を感じさせる。

遺書の内容は、韓国版と比較して反省というよりも
恥じている事が強調されている感じ。

医師としての変わらぬ信念と死を前に感じた、
静かでありながら激しい無念さが伝わる内容で、
強い財前教授が怖くもあり切なくもあり遺書でした。


最後に日本版で田宮二郎が演じた財前教授のものは、
唐沢版同様に里見に宛てたもので、内容も友情を感じさせる。

他の2通はどちらかとい言うと自分の気持ちを伝えたもので、
これは里見に対する思いを伝えた内容になっている。

未確認だが、薔薇を贈ったのは愛人で母親を頼んでいるのでは?

原作は大河内教授に宛てたものなので、友情を感じさせる内容や
愛人に関する事を書くとは考えられないので、
この内容は田宮版ドラマのオリジナルと思われる。

田宮版は、かなり以前の幼い頃、おそらく何度目かの再放送で、
観た記憶があるのですが、うっすらとした記憶の中で、
財前教授は怖く悪役に見えた記憶があります。

それまでと全く違う財前興趣がかえって泣けた様な…
優しく思いやりのある内容の遺書でした。



遺書の内容は、やはり思い入れの強い唐沢版
1番グッとくるのではないかと思います。

ですが記憶が定かなら、この『白い巨塔』3作すべてのドラマで
この遺書の朗読シーンで号泣してます。

歴史に残る素晴らしいドラマですね。


ちなみに台湾版『白い巨塔』と言われている
F4のジェリー・イェン主演の『ザ・ホスピタル』(原題:白色巨塔)は
全く違うストーリーで、原作は1999年に発表した
台湾の作家のものだそうです。

ちなみに日本の山崎豊子原作のものは1963年9月から連載開始。

本のタイトルが同じだから紛らわしいんだけど、
普通このタイトル付けるかね?


テーマ:韓国ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ


















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